今回のロジゼミは、物流モードマスターを2日間にわたり、「現場見学」と「座学」で学んでいただきました。
初日の「現場見学」では、
①【倉庫】今年2月に竣工した日本通運最大の都市型物流拠点「Tokyo C-NEX」を見学
②【内航海運】2013年就航の大型新鋭RORO船「ひまわり7」の荷役風景、船内を見学
③【外航海運】東京港のメインヤードである、大井コンテナ埠頭での見学
④【通運】JR貨物東京貨物ターミナル駅での見学
の都内湾岸地区の物流モードを1日かけて見学しました。普段は立ち入ることのできない物流現場で、受講者の皆様は現場の方からの説明を熱心に聞き入り、活発な質問が多数出ていました。
また、見学後の懇親会でも、「現場見学」の感想や、様々な物流についての意見交換で夜遅くまで盛り上がりました。
2日目の「座学」では、
①【トラック輸送】トラック輸送の現状、課題と近未来の展望について
②【倉庫業】倉庫業の業法、約款から、リスク管理、課題と展望について
③【鉄道輸送】鉄道コンテナ輸送の現状と課題、利用促進に向けた取組みについて
④【海運輸送】海運業界の事業構造、国際海上輸送、内航海運輸送の概要について
の4つの物流モードについて、日本通運で長年経験を積んだ各部門のスペシャリストが講義を致しました。1日の集中講義でしたが、受講者の皆様は、普段の業務からは得られない多くの新しい情報を吸収し、たいへん満足された様子でした。
受講者からの声
・最新の倉庫はBCP対策に特化しているのがわかり、今後の倉庫選定の基準としたい。(倉庫)
・貴重すぎる経験だった。操舵室での設備見学や船長の体験談もたいへん勉強になった。(内航海運)
・荷主も協力しなければ、今後の物流が成り立たないと感じた。(トラック輸送)
ご意見、ご感想ありがとうございました。
事務局より
「現場見学」では、普段見ることができない物流現場を見るとともに、物流現場の方から生の声を聞けることは、物流の仕事をする上で貴重な経験になると思います。今回ご参加が叶わなかった皆様には、ぜひ次回ご参加いただけるようお待ちしております。